私は、元気に育っていく植物を見るのが大好きです。
植物たちの成長ぶりを見ていると。
「ああ、これって子育てに似てるなぁ」
ってよく思います。
すくすく育つためには、【根】が大事
植物が元気に育つためには
根がしっかり張っていることが大事。
根がしっかりしていれば、少々環境が大変でも、何とか植物は生き残れます。
子どもで言うならば、【根】とは【自己肯定感】なのではないでしょうか。
自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
自己肯定感とは? - 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会 (self-esteem.or.jp)
「自分の存在そのものを認める」感覚であり、「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的、好意的に受け止めることができる感覚」のことで、「自分が自分をどう思うか」という自己認識が自己肯定感を決定づけています。
【自己肯定感】がしっかりとしている子どもは、ちょっとしたことではへこたれません。
では、どうすれば【自己肯定感】が育まれるのか?
それは「成功体験を積む事」ではないでしょうか。
自分が自分であるだけで受け入れてもらえてる
そう子どもが実感していることが大事。
親の側がそう思っているだけではなく
子ども自身が実感できるよう、しっかり言葉にして伝えることが大事なんだなって。
最近つくづくそう思います。
けっこう子どもに伝わってなかったりするんですよね。
土作りって、とっても重要
健康な根をしっかりと張らせるためには、土台となる土作りも大事です。
しっかり耕されてふかふかの栄養たっぷりの土で、適度な水分があれば、根はどんどん伸びていきます。
ただ、あんまり快適な環境にしすぎると、根は甘えてしまって
しっかりと張らなくなるので。
甘やかしは禁物ですが。
この辺りが子育てとよく似てるって思ってます。
この【土】となるのは【家庭環境】かなと。
子どもが自分の意見をしっかり主張できる家庭が、【自己肯定感】を育てるんだと思ってます。
栄養も大事。でもあげすぎると…
植物がすくすくと立派に育つためには、適度に栄養をあげることも大事です。
だからといって肥料をあげすぎると
”根腐れ”といって、根が腐って枯れてしまいます。
子育てにおける【栄養】は、【愛情】です。
でも【構いすぎ】【過干渉】となってしまうと、良くない結果になってしまう。
さじ加減が難しいなって思います。
理想は、子どもの意見を尊重しつつ、たまに年長者としての助言はするけれど
子どもが失敗するのを防ぐようなことはしないで見守ることに徹すること、かな。
自分を振り返ってみても、今まで色々と失敗してきたけれど。
そこから学んできたこともまた、たくさんありますので。
剪定して枝を揃えても、その通りに育つとは限らない
庭木の剪定をしている時に、よく思うんですが。
自分では「こう育つだろう」と予想して枝を剪定していくんですけど
予想通りに育つとは限らないんです。
あれ?こんなところから枝が生えてきたよ?
思いもよらないところから、枝が生えてきたりします。
そこが、面白いところでもあるんですが。
「枝が伸びすぎてるから、ここで切ってしまおう」
と、同じところばかりを剪定していると
細い枝ばかりが生えてしまって
根本がコブのようになってしまうことも。
きれいな樹形を保つためには、全体を見る必要があります。
子育てでも、例えば
今回のテストの成績が悪かったから、何とかしなくちゃ!
いくら言っても勉強しないから、塾に入れなくちゃ!
など、その場限りの対応をするのではなくて。
- テストの点が悪い原因は何なのか
- できてない部分は、どこなのか
- どうすれば、改善できるのか
自分に問い直してみることも、必要なのではないでしょうか。
言っても勉強しないのは、どうしてなのか。
なぜ勉強するのか、子どもに教えるにはどうすればいいのか。
子ども自身をよく見て、そして長い目で将来を見据えながら
子どもそれぞれに合った対応をしていくことが大事です。
なんて言ってるわたしも、迷ってばかりですが。
それでも、子どもにとっての「正解」を探して、日々あれこれ工夫しています。
これからもブログで紹介していくので
その中から、あなたにとっての「正解」が見つかることを願っています。
このブログでは、小中学生向けの勉強法や教材、時短レシピなどを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。
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