『計算カード』の宿題、ちゃんとやってる?
(ギクッ!)や・やってるよ……?
小学1年生になったら、『計算カード』が宿題に出されます。
計算カードなんて、ただめくって言うだけだからな!楽勝だよ♪
言うだけ?前よりもタイムが短くなるようにしてる?
『計算カード』の宿題は、早く・正確に計算ができるようになるのが目的です。
タイムトライアルした方がいいよ。ケアレスミスが減るよ。
わたし、がんばったから計算とくい!
『計算カード』をがんばることで、算数を得意教科にすることができます。
それほどに、大事な宿題です。
今『計算カード』をがんばれば、中学でも困らなくなるよ。
単なる計算なのに?中学にも関係があるの?
どんなに正しく式を立てることができても、計算ミスすれば「不正解」です。
大量の計算をミスなくすばやく計算するために、『計算カード』をがんばることが大事なんです。
『計算カード』って、何のためにあるの?
『計算カード』は1ケタ~2ケタの計算を、すばやく暗算できるようにするためのものです。
小学1年生の最初の頃は簡単な計算なんですが。
だんだんと、くり上がり・くり下がりの計算も入ってきます。
この小1の段階で、すばやく正確に暗算ができるようになっていると。
後で習うかけ算・わり算の筆算の時に、ケアレスミスをしないようになります。
中学以降の数学・理科・社会でも計算は必要です。
そこで計算式が合ってても、計算でまちがえていたら。
点は取れません。
単純な計算でまちがわないことが、とても重要です。
「計算カードなんて、ただ唱えるだけ」
小学校に入学したばかりの頃のちょこは、まじめに宿題に取り組んでいました。
おねーちゃーん。あそぼー?
わたし、これからしゅくだいするから。
妹に対してドヤ顔しながら、楽しそうに宿題プリントをしていました。
けれど小学校生活に慣れていくにつれて。
宿題をめんどくさがるようになっていきました。
特に『計算カード』がキライで。
タイムを計って書くようになっていたのですが。
計算カードなんて、ただ唱えるだけでいいんでしょ。
そう言っていて。
特にタイムを短くする努力はしていませんでした。
そのころのちょこは、計算カード1組を終わらせるのに3分くらいかかっていました。
「クラスには1分かからない子もいる」
そう先生に教えていただいていたのですが。
まぁ…計算カードが遅いくらい、大丈夫でしょ。
テストはよくできていましたし。
私も特に問題に思わず。
当時はそのままにしていました。
小2の算数でつまづく
ちょこが小2になったある日。
算数のノートを見てびっくり。
くり上がり・くり下がりのある筆算が、まちがいだらけ…?
当時2ケタのたし算・ひき算の筆算を習っていたんですが。
計算ミスばかりしていました。
それに宿題の様子を見ていたら。
計算にすごく時間がかかっていたんです。
そのせいか、日々の宿題をいやがる様子もありました。
ちょうどその頃、夏休み前の個人懇談があったので。
担任の先生に相談しました。
計算に時間がかかるのは、小1での『計算カード』の取り組みが原因ではないでしょうか。
『計算カード』が関係あるんですか?
『計算カード』が早く唱えられる練習をしてきた子は、ケタ数が増えても計算が早くて正確です。
小1の時の『計算カード』の宿題が、ここにきて影響するとは…思ってもいませんでした。
まだ今なら間に合いますよ。
小2の今なら、小1の勉強のやり直しに対して抵抗感が少ないということでした。
学年が上がってくると、なかなか素直に戻っての学習はしてくれませんから。
そう言っていただけたのが、親としては救いでした。
夏休みのタイムトライアル
夏休みに『計算カード』のタイムアップに挑戦しようか!
えー?なんで今さら??
ちょうど夏休みに入ったので、ここで『計算カード』にしっかり取り組んで。
本格的に算数が苦手にならないようにしたかったんですが。
本人にまるでやる気がなく。
計算するのが遅くても、ちゃんと合ってるんだからいいでしょ!
いやいや、よくまちがえてるよね??
いくら言っても聞かなかったので。
結局は、『計算カード』がんばったらごほうび作戦にしました。
『計算カード』をがんばったら、ごほうびあげるよ。
虫歯予防のために、子どもたちにあまりチョコレートを食べさせていなかったので。
タイムトライアルに挑戦したら、チョコをあげるという約束にしました。
『計算カード』タイムトライアルごほうびルール
- 1回タイムトライアルに挑戦したら、チョコ1個
- 前回よりもタイムが良かったら、チョコ1個追加
- タイムが1分切ったら、さらにチョコ1個追加
チョコ?やるやる♪
このごほうび作戦で。
何とかちょこのやる気を引き出すことに成功しました。
そして時間割や計画表を作って、毎日取り組みやすい仕掛けにしました。
時間割や計画表については、【小学生の勉強】学習習慣がつく『宿題計画表』にくわしく載せてます。
さすがに夏休み後半になってくると、チョコ1個ずつでは渋りだしたので。
ゼリーやアイスにしたりと、変化は必要でしたが。
タイムトライアルを自主勉強ノートに記入していたのも良かったみたい。
長女ちょこの名前の由来は、この時のごほうび作戦の一口チョコからです。
『計算カード』をがんばると、計算が得意になる
低学年の時は、計算が遅くて宿題に時間がかかっていたちょこですが。
今では計算がとても早くなりました。
中学生の定期テストは問題数が多いので。
計算が早くてミスがないというのは、とても有利です。
小2の担任の先生のアドバイスがなければ、今ごろどうなっていたか…。
次女のぬーぴーは、本人がとてもマジメでコツコツ型だったので。
1年生の時から、計算カードのタイムトライアルに取り組んでいました。
なので今でも計算が早く、ミスすることも少ないです。
今でも「得意教科は算数」だと言っています。
実は【RISU算数】という教材を使うと、つまづきがないか調べることができます。
このブログでは、小中学生向けの勉強法や教材、時短レシピなどを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。
記事を内容別にまとめてます
こっちも読んでみてね!
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