いつも冬休みから、新年度に向けての1年間の総復習の計画を立てています。
春休みからじゃなくて? どうして冬休みから?早くない??
1年間分を復習するのに、春休みだけだと短いからよ。
冬休みからなら。
時間が経って忘れているであろう最初の単元から、しっかりと復習する時間が取れます。
でも冬休みからだと、3学期の分まだ習ってないよ?
1学期分から始めるので大丈夫。
3学期に習う分は少ないので。
春休みに入ってからでも、充分に復習する時間は取れます。
冬休み~春休みまでの計画表を作っておくと便利です。
【1年間の総復習】冬休みから計画表を作る理由
いつもわが家では、夏休みなど長期休みの時には計画表を作ることにしています。
- 全部でどのくらい宿題があるのか
- 自分が今、どれだけ終わらせているのか
ぱっと一目でわかるので。子どもたちにも好評でした。
学習したことを定着させるためには、何度も繰り返し学習する必要があります。
1年間分の学習内容だと、量が多いので。
冬休みからゆっくりと総復習をすると効果的です。
【1年間の総復習】優先順位(小学生の場合)
総復習をする場合、優先順位をつけていくと、定着もれを防げます。
算数
小学校の算数は、中学・高校の数学の基礎となります。
小学校の算数の単元はすべて重要なので。一番力を入れたいところです。
国語
特に漢字。
小学生の間だけでも、覚えなければならない漢字はたくさんあります。
後から苦労しないためにも、習った漢字は各学年で覚えた方が楽です。
文法や文章読解は、余裕があるなら…でOK。
英語
英語は小学校の間は慣らし運転のようなもの。
『英語に親しむ』のが一番の目的となっています。
だから本格的に取り組むのは、中学以降でも充分に間に合います。
ただし単語は重要なので。
中学校以降で困らないために、英単語の練習は必要です。
理科・社会
理科
中学校以降の理科の基礎となる部分。
小学校で習う内容をさらっとでも理解しておくと、後が楽です。
社会
地理・歴史・公民それぞれの一通りの流れを頭に入れておくと、中学以降の学習に役立ちます。
中学で習うときに、内容が入りやすくなります。
自分からやる気になる【時間割】
長期休みの時には、計画表と一緒に『時間割』も渡しています。
時間割を渡しておくと、「勉強の時間になったよ」を声をかけやすいです。
私が言わなくても、自分で「あ、勉強の時間だ」と取りかかっていたりします。
午前と午後、一回ずつ学習時間を確保できるよう、予定を組みました。
(大体は遊ぶ時間を多く確保するために、午前中に終わらせてます)
予定がある時には、自分たちで調節しています。
- 「1日の予定」がぱっと見てわかるので、取りかかりやすい。
- やることが終われば遊べるとわかっているので、集中できる。
- 自分から進んでやるようになる。
計画表をつくるメリットは、たくさんあります。
計画表で「見える化」
わが家の子どもたちの計画表を紹介します。
様式はいつも同じです。
予定は、後から自分たちで書き込んでもらっています。
わが家の計画表
どのように計画表を作っているか、紹介します。
今回ご紹介するのは、長女ちょこが小6だったときの冬休み分です。
このときは、以下の点に注意しながら計画を立てました。
- 漢字ドリル
ー まとめページを中心に、今まで習った漢字を復習 - 計算ドリル
ー 宿題分と、まちがいが多かったページを復習 - Z会わくわくワーク(夏休み総復習編)
ー 夏休みまでに習ってなかった部分を終わらせる - 毎日ドリル『小学6年 算数 文章題』
ー 夏休みから取り組んでいる教材で、残っている部分 - 教科書ワーク『英語 6年』
ー 授業の復習と単語練習のために活用
学習内容を書きこむのは、予定を入れた後に。
1日分は、大体1~2時間で終わるように、無理のない量にしています。
3学期からは、休日を中心に総復習ワークの予定を入れてます。
Z会小学生わくわくワーク 6年生総復習&中学さきどり編
小6なので。
春休みは中学先取り用の教材を含めたシリーズを使用する予定にしていたのですが。
中学校から配布された総復習ワークが、かなりの分量だったため。
先取りは最低限にしました。
でも中学校に入学して
先取りよりも、小学校内容の総復習が大事
そう思いました。
時間がある小学校のうちに、総復習した方がいいです。
ぬーぴーの方も、ちょこと同じように作りました。
学校から出された宿題を中心に。
今まで残っていた小学4年 図形・数・データ (毎日のドリル) [ 学研プラス ]と楽しくはじめる英検Jr. ブロンズ 新装版 [ 旺文社 ]を予定として入れています。
ただ、ぬーぴーの方はやや学習の定着度に不安が見られるのと。
本人の希望もあって。
総復習用ワークをすることにしました。
小学特訓ドリル 全科 小4
- 大きめサイズで1枚ずつ切り離せるので、書き込みしやすい
- 1冊160ページ以上と量が多いので、やりきるのは大変
- やや難しめの内容(中学受験用?)
基礎はバッチリ!な子にオススメです。
どの教材であっても、間違えたところは何回も復習して確実にできるようにします。
計画表・時間割・教材は全部ひとまとめ
復習用の教材はひとまとめにしておくと、取り組みやすいようです。
以前はセリアで買ったトレイにまとめていました。
でも入れやすい分、他のものも置きやすいみたいで。
段々とゴチャゴチャとしてきましたので。
ファイルケースを使って、まとめることにしました。
教材が何冊もあるので、一番大きいサイズを選びました。
計画表と一日の時間割を、表から見えやすいようにしています。
ひとまとめにしてあると、取りかかりやすいみたい。
【冬休みから1年間の総復習】まとめ
春休みは短いので、総復習するには時間が足りません。
冬休みからだと、3ヶ月ほどの期間があるので。
無理なく学習計画を立てることができます。
1日分が少ないので、子どもたちも無理なく取り組んでいます。
学習した内容を定着させるためには、間違った部分を正解するまで何度も繰り返す必要があります。
小学校のうちに基礎をしっかりと固めておけば。
中学校以降の応用にも対応できるようになります。
冬休みからだと、総復習にしっかりと時間が取れて、おすすめです。
今回紹介した計画表を配布しています。よかったら使ってみてください。
このブログでは、小中学生向けの勉強法や教材、時短レシピなどを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。
記事を内容別にまとめてます
こっちも読んでみてね!
- 小学生から「計画力」をつけるには
- 苦手を持ちこさないためには総復習が大事
- 「算数(数学)が苦手」になる前に、しっかりチェックしたい
- 中学で困らないために、小学校から英語をがんばりたい
- 【中学入学準備】これだけはやっておきたい!
- 【中学入学準備】小学校内容の総復習をするならコレ!
- 【中学入学準備】英語・数学をやっておきたいなら
- 【中学入学準備】忘れ物をなくすために、教科書収納を工夫しました
- かんたんにコピーができるプリンタがあると便利
- 時事問題に強い&「読む力」「書く力」をアップさせたい
- 丸暗記ではなく、本質から理解できるようになりたい
- 10代は不安定だから、少しのきっかけでも不登校に