今回の定期テストすっごく悪かった~!
「学校の定期テストの点が悪かった」
中学生なら、あるあるの悩みですよね。
提出課題のワーク、ちゃんとやったんだけどな。
テスト勉強=テスト範囲のワークをやる
これがテスト勉強だと思っていませんか?
ワークをやるだけだと、ちょっと足りないかな。
テスト勉強というのは、授業で「わかった」ものが、ちゃんと「できる」ようになっているか確認するものです。
ワークでできなかった問題は、何回も「できる」までくり返しやる。
これができていれば、テストで良い点がとれます。
でも実は、できている中学生は少ないです。
わが家の長女ちょこも、できていない側でした。
でもしっかりと対策したことで、次のテストでは良い点がとれました。
- 定期テストの点が悪かったので、どうにかしたい
- テスト勉強って、何をすればいいの?
そんなお悩みをお持ちのあなたに。
実際のテスト結果と、対策のための計画表が参考になればうれしいです。
今までで一番点数が悪かったテスト
中学校に入学して最初の春休み課題テスト(新入生テスト)から2学期の中間テストまで。
まぁまぁの成績を維持していた長女ちょこ。
ところが2学期の期末テストで、大きく点数と順位を落としてしまいました。
中1 2学期 期末テスト結果
実際のテスト結果がこちらです。
中でも英語が、今まで見たこともないような点数でした。
中学入学と同時に始めた基礎英語のおかげで、今まで文法のつまづきは見られませんでした。
どうして英語が悪かったのかな?
ずっと取り組んでる『中学生の基礎英語』
くわしい内容はこちらで紹介してます。
【基礎英語】記事一覧
なぜ英語の点数が悪かったのか
英語でまちがえていたのは、以下の部分でした。
- 並び替え問題…10点
「不要な語が1語ずつある」を見落としていて全部×でした - 代名詞・前置詞…8点
- 文法うろ覚え…6点
英文を指定通りに直す時の、動詞の変化など - 長文読解…20点
英語の定期テストの長文問題は、ワークから出されることが多いんですが。
時間がなくて、まちがえた部分をそのままにしていたので。
テストでもまちがえてしまって、結果的に点が悪かったようです。
代名詞・前置詞のまちがいや文法のうろ覚えの部分など。
完全に演習不足が結果にあらわれていました。
テストの点数が悪かった原因
今回は、全体的に今までよりも点数が悪かったですし、順位もかなり下がっていました。
それは
「わかる」を「できる」にするまでやっていない
からでした。
- 毎日の予習・復習ができていなかった
- 範囲の課題ワークを、テスト週間に取りかかっていた
- 課題ワークを終わらせるだけで、復習がしっかりできていなかった
これじゃ点が悪いの当たり前だよね。
中1の1学期は、あまり授業が進みませんし、内容も簡単だったので。
予習・復習しなくても、ついていけていました。
課題も、まとめてやっても大丈夫な量でしたし。
2学期の中間テストの時も、範囲がまだ狭かったこともあって。
直前のテスト勉強で、なんとかなっていました。
部活あるから毎日勉強できないよ。
そう言っていて。
ワークは少しずつやったほうがいいよ。
ちゃんとやってるもん!
たしかに宿題として出されたワークやプリントは、期限までに提出していました。
まぁ…だいじょうぶかな。
この頃のちょこは、私があれこれ言うのをイヤがっていたので。
あまり口出ししていませんでした。
大量に残っていたワーク
ところが。
テスト範囲が発表されて確認してみたら。
ワークの終わってないページが、大量に残ってる!
中でも英語は、普段からあまりワークやノートの提出がなくて。
テスト週間に、まとめて何十ページもやることになっていました。
これは長女ちょこに限った話ではなく。
宿題で出された分しかやっていなかった子はみんな、同じ状況だったようです。
ちゃんと終わらせるよ!
たしかに提出期限までに、範囲のワークは終わっていました。
テスト結果を見て
ワークやったから、だいじょうぶだよ。
と言っていたちょこ。
ところが、思っていたほどには点が取れなかったらしく。
特に英語の低すぎる点数を見て、ショックをうけていました。
英語ヤバいよ…どうすればいいの?
テスト週間になっても、ワークが残ってるのが問題なんだよ。
英語に関しては、学校の授業だけに依存するのも良くないと思って。
このころから、家で進めるよう対策を始めました。
>>教え方に左右されない!【中学生の英語学習法】
>>【実例つき】自分だけの参考書になる 英語予習ノートの作り方
テストの点数を上げるための計画表づくり
毎日ワークをやる習慣がないから、テスト前にあわてて終わらせる。
ワークを終わらせるだけで、できるかどうかの確認をしていない。
できるかどうかを確認するのが、テスト勉強なの。
ちゃんとテスト勉強ができるように。
テスト週間に入るまでには、範囲のワークが終わるよう。
以下の点に気をつけて、計画を立てることにしました。
- 国語
宿題に出ていなくても、漢字ワークを進めておく
他のワークは授業で使うので、計画に入れない - 社会
ワークを使って予習・復習をする
ためないようにする - 数学
毎日少しずつワークを進める - 理科
ワークで復習する・ためないようにする - 英語
授業の進みに関係なく、ノートで予習を進める
ワークを使って復習しておく
中1 冬休みの学習計画
冬休みの課題のワークは、終わらせたあとに何回もやり直しする時間を作りました。
それから今までのテストの解き直しも。
3学期のことも考えて、漢字ワークや英語の予習も進めておくことにしました。
中1 3学期の学習計画
3学期に入ってからの計画表です。
授業ペースを予想しながら、学年末テスト週間に入るまでにワークが終わるような計画を立てました。
実際は理科・社会の進みが遅かったので、微調整してます。
範囲が同じテストで、結果を比較
3学期には、県内統一問題による実力テストがあって。
範囲がちょうど2学期の期末テストと似ていたので。
この実力テストで、対策の効果があったかを検証することにしました。
中1 3学期 実力テスト結果
3学期の実力テストの結果です。
国語がやや悪かったのが問題ですが。
他の教科…特に英語は、とても良くなっていました。
教科別の結果と今後の課題
国語
漢字の読み書きは問題ナシ。
1問、記述で消したところがあったんですが。
内容はほぼ正解でした。
なぜ消してしまったのか……。。
時間がなかったらしく、大問1つがほぼ全滅。
今後の課題:長文読解の演習
社会
「太陽暦」と答えるところを、「暦」を書いてませんでした(!)
内容は特に問題ナシ。
苦手だったヨーロッパの地理や産業も、よくできていました。
数学
数学は、ミスはありましたが内容に問題ナシ。
平面図形までは心配なさそうです。
理科
今回おもに出題された『物質の変化』は、やや苦手なようです。
一番力を入れていた『質量パーセント濃度』のあたりが出なくて残念でした。
今後の課題:物質の変化、計算問題
英語
前回、点数が悪かった英語。
本人も一番力を入れてがんばっていた分、とても良かったです。
今後の課題:代名詞、動詞の変化
テストの点数を上げるために、必要なこと
テスト勉強とは
テストとは、今までに習ってきたこと(インプット)が、ちゃんとできるようになっているかどうか(アウトプット)を確認するものです。
だからできるかどうかの確認が、一番大事。
確認するには、ワークなど問題を解いてみるしかないです。
- 予習・授業(インプット)
- 問題を解く(アウトプット)
- まちがえた部分を確認
- 理解するまでインプット
- まちがえた問題を解き直す
このくり返しで、できるようになっていきます。
まちがえた部分を確認⇔解き直しがテスト勉強です。
まずは1教科!
今回ちょこは、悪かった英語の点数を良くすることで、自信がついたようでした。
「ちゃんとやればできる」
この体験を積むことで、他の教科も「がんばろう」と思えたみたいです。
3学期そして中2になった今、自分からワークや予習・復習に取りかかっています。
今のところは計画表は作っていなくて、手帳に自分で予定を立てています。
>>書く力がつく手帳【NOLTY スコラ】&『中学生・高校生のための手帳の使い方』レビュー
>>【中学生の勉強】勉強効率がアップする計画表の作り方
「変わろう」と思わなければ、人は変わらない
周りが何を言ったとしても、本人が「変わろう」「変わりたい」と思わなければ、変われません。
人は人を変えることはできない
自分だけが、自分を変えることができます。
そして「変わろう」と本気で思ったならば。
かならず、変われます。
たとえ今、テストの点数が悪かったとしても。
少しずつでいい。
今の自分を「変える」ために行動を起こせば、それは未来の自分につながります。
この記事が「変わりたい」と思ったあなたの参考になれば、と願っています。
今回紹介した計画表を配布しています。よかったら使ってみてください。
このブログでは、小中学生向けの勉強法や教材、時短レシピなどを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。
記事を内容別にまとめてます
こっちの記事も読んでみてね。
- 中学に入学する前に、これだけはやっておきたい!
- 10代は不安定な時期だから、少しのきっかけでも不登校に
- 高校受験までの学習計画表
- 小学校内容からつまづいてない?
- 手帳で「計画力」と「書く力」をアップさせよう
- 時事問題に強い&「読む力」「書く力」をアップさせたい
- 内申にひびく!忘れ物をゼロにするための工夫
- ワークやテストのやり直し学習に、あると便利
- 数学は、基礎からの積み上げが大事です
- 中学3年間の英文法はこれでOK!『中学生の基礎英語』
- 英語は自学でどんどん進めることが可能な教科です
- 中学生になると増えるテストの勉強法
- 丸暗記ではなく、本質から理解できるようになりたい
- 中学生になると必要な【予習】を簡単に