中学生になったら成績につながる大事な【定期テスト】。
しっかりと計画を立てないと、点が取れないと考えました。
今回は、我が家が定期テストの前に、どのような計画表を作ったのか。
そして、どのように実行し、どんな結果が出たのか。
反省点と今後の課題も含めて、ご紹介します。
【定期テスト計画表】範囲の予想
テスト勉強の計画表を作るためには、まずはテスト範囲が必要になります。
学校からテスト範囲が発表されるのは、大体テストの1週間前ですが。
そこから計画表を作ったのでは、満足にテスト勉強ができません。
できれば1ヵ月前、遅くとも2週間前から計画しておきたいな、と考えました。
テスト範囲って、発表されるまでわからないよ?
教科書を出版している会社のサイトには、教員向けに『年間指導計画案』という表が公開されています。
この表を見れば、おおよその範囲の予想がつくので
範囲が発表されるよりも前に、計画を立てることができます。
こちらのサイトを参考にしました。
中1 1学期:期末テスト 学習計画表
定期テストでは、範囲が指定される教材が多いだろうと思ったので。
専用の計画表を作りました。
実際に使用した計画表
教材別に、テスト範囲と1日分の予定ページを記入できるようにしました。
終わった分はマーカーで印をつけて、一目で分かるようにしています。
- 学習の進み具合を、一目で確認できる
- 状況を見ながら、全体の学習量を決めることができる
計画表には、こんなメリットがあります。
この計画表をバージョンアップさせた『週間計画表』などを配布しています
よかったら使ってみてください。
中1 1学期:期末テスト範囲
実際のテスト範囲とテスト対策をまとめました。
主要5教科
国語
- 教科書:50ページ分(最初~2章まで)
- ワーク:34ページ(教科書対応箇所)
- 漢字練習帳:16ページ(新出漢字81文字分)
- 文法練習帳:6ページ
- 小テスト・プリント:9枚
国語は予想では、2章の途中くらいまでだと思っていたんですが。
最後までが範囲でした。
漢字練習帳はほとんど終わらせていたみたいなので。
特に問題はなさそうです。
学校の授業中に漢字の小テストなどで対策を取ってくれていることもあり。
ワーク等を仕上げるのみで、特に対策は取りませんでした。
社会
- 地理教科書:43ページ分(最初~第2部 第1章まで)
- 地理ワーク:32ページ
- 小テスト・プリント:3枚
社会は予想通り。
しかし、ワークがかなりの分量でした。
「早めに終わらせておくと、テスト前に楽だよ」
そう言ってあったんですが、結構残っていました。
ワークを仕上げた後、くり返し何回も解き直しました。
さらに、範囲分の教科書の音読と、章末問題も解きました。
数学
- 教科書:58ページ分(最初~『文字を使った式』まで)
- 小テスト・プリント:28枚分
数学もほぼ予想通りでした。
この時点では、ワークは配られておらず。
提出するものは、テスト対策用として配られた2枚のプリントのみでした。
間違えた問題を抜き出して、正解するまで解き直しました。
理科
- 教科書:62ページ分
- ワーク:22ページ
- 小テスト・プリント:3枚
教科書の第1~2章『動植物の特徴と分類』が範囲。
理科は章立てがはっきりしているので、範囲が分かりやすくて助かります。
数学と同じく、ワークやプリントの間違えた部分を何回も解き直しました。
教科書の章末問題も解いておきました。
英語
- 教科書:40ページ分
- ワーク:26ページ
- 専用ノート:31ページ
- 小テスト・プリント:22枚
英語は、『指導計画書』を見た時の予想では、Lesson2まで…かと思っていたんですが。
思った以上に、授業の進みが遅かったみたいで。
Lesson1のみが範囲でした。
専用ノートは、授業の板書用…だと思っていたんですけれど。
ちょこの学校では、どちらかといえば『予習用・自主勉強用』という位置づけみたいでした。
授業でほとんど書きこむことがなかったにも関わらず
「ノートの隅々まできっちりと埋めるように!」
と言われ…泣く泣く20ページ近くに取りかからないといけない子が続出したらしいです。。
これに懲りたちょこは、早め早めにノートを終わらせるようにしています。
英単語のスペルミスをなくすため、単語暗記と書く練習に力を入れました。
副教科
音楽
- 教科書:4ページ分(「春」)
- 専用ノート:1ページ
- プリント(音楽記号他):2枚
- 校歌の歌詞を暗記
範囲が狭いことと、音楽記号は問題ないと本人が言っていたため。
ほとんど対策は取りませんでした。
保健体育
【保健分野】
- 教科書:7ページ分
- 専用ノート:8ページ
【体育分野】
- 教科書:17ページ分
- 専用ノート:6ページ
- プリント:5枚
体育分野の方が、授業は実技ばっかりだったので。
水泳や陸上などの名称についての授業がなくて。
なのに覚えることは大量にあって、大変だったようです。
特に体育分野の専用ノートが、意外に分量が多かったみたいです。
ノートを終わらせることに追われて、あまり対策できませんでした。
技術家庭
【技術分野】
- 教科書:2ページ分
- ノート:1ページ
- 授業プリント:5枚
【家庭分野】
- 教科書:9ページ分
- 専用ノート:4ページ
- 授業プリント:5枚
技術分野は、基本的なタッチタイピングやコンピュータの知識など。
教科書よりも、授業プリントの方が詳しくてコアな知識が多すぎ(!!)
中学でこんなこと習ってるのね。
あまり興味ないなぁ。
授業用プリントでの評価はGOODみたいでしたが、名称を覚えるのに苦労していたみたいです。
家庭分野は、季節に合わせた衣服の工夫や洗濯表示についてが範囲でした。
普段の生活で使えそうな知識ばかりです。
お手伝いが得意な子なら、楽勝でしょうね。
中1 1学期:期末テスト 結果
ちょこの1学期の期末テスト結果です。
※今回、美術はペーパーテストなしでした。
全教科、とりあえずの平均点20点オーバー。
上位10%以内には入っているようです。
各教科の結果と反省点をまとめてみました。
主要5教科
国語
ほぼ対策していない割に、点数が良かったです。
新入生テストに続き今回も、重箱の隅をつつくかのような減点でした。
まずは漢字。2箇所。
どちらも、とめ・はね・はらいの指摘!!
国語なので仕方がないのかもしれませんが…漢字そのものは合っているだけに、惜しいです。
毛筆・硬筆を習っているのだから、ココはちゃんとしてほしいところ。
記述も、1か所は漢字のはらいがなかったミスによる減点。
他2か所、語尾に「こと」がついていなかったことによる減点。
(今回は、ちゃんと語尾に「。」はつけていたのですが)
計5か所。各マイナス1点ずつの減点でした。
国語の対策:特になし
社会
今回のテスト勉強で、一番時間をかけた社会。
ですが…結果はちょっと残念でした。
ワーク等でまちがえた部分を、またテストでもまちがえていたからです。
1回目に合っていた部分は、基本的に時間をおいても2回目も合っていたので。
ワーク2回目を最初からすべてやり直す、というやり方では
時間かけた割に意味がありませんでした。
社会の対策:まちがえた部分のみをやり直し・解き直しする
数学
数学は、毎回まちがえた部分だけを解き直ししていました。
ですが、今一つ完全に理解できてない部分がある。
そんな結果でした。
まだまだ演習量が足りていないようです。
数学の対策:演習量を増やすため、別の問題集を検討する
理科
本人も得意だと言っていて、実際に点数も割と良かった理科。
でもワークでまちがえた問題を、テストでもまちがえていました。
理科の対策:まちがえた部分の理解・解き直しをしっかりする
英語
しっかりと英単語のスペル練習をした成果が出たのか。
スペルでのミスは1か所のみでした。
他は、「an」とすべきところを「a」にしていたり。複数形にしていなかったり。
これはもう…数をこなすしかないようです。
残念だったのは…自己紹介の英作文。
まだ習っていない英文「私はピアノが得意です」と書こうとして、ミスしてました。
【ちょこの解答】⇒「I'm good at play the piano.」
【正解】⇒「I'm good at playing the piano.」または「I can play the piano.」
「I'm good at ~」が「私は~が得意です」だと覚えていたのは、すばらしいと思います!
問題は、この構文が「I'm good at +名詞」だということまで、理解していなかったこと。
そして、「play」という動詞を使いたいなら、語尾に「ing」をつけて『動名詞』にしなければならないと知らなかったことでしょうか。
素直に「I can play the piano.」と書いておけば良かったんでしょうけれど。。
それでも、習っていない英文に挑戦しようとしたところは、評価したいです!!
※「can」はこの時点ではまだ習っておらず、『動名詞』は中2の単元でした。
点数は今イチだったけど、内容は花丸だよー!
英語の対策:今まで通り、英単語と文法に取り組む
副教科
音楽
音楽は、よく出来ていました。
失点は1か所で「春」についての説明。
他は、記述の減点くらいでした。
音楽の対策:必要なし
保健体育
体育分野が、やっぱり厳しかったようです。
用語をしっかり覚えきれていませんでした。
それでも、保健分野が良かったので。
トータル点数がまぁ…何とか、といったところ。
保健体育の対策:提出物を早めに仕上げて、暗記の時間を取る
技術家庭
技術分野が37点。家庭分野が42点でした。
技術分野の方は、思ったよりは点数がとれていました。
(もっとボロボロかと予想していました)
家庭分野の方は、漢字まちがいでの失点が惜しい!!
(「漂白」を「標白」と記入してました)
技術家庭科の対策:提出物を早めに仕上げて、暗記の時間を取る
定期テスト勉強 課題と今後の方針
今回は、特に社会のテスト勉強にムダが多く。
時間をかけた割に効果が少なかったのが問題でした。
それと、テスト期間中であっても普段と同じ21時には寝たい人なので。
平日の時間のやりくりも、課題かなと。
これから気をつけてほしいこと
- 字をていねいに書く
- ワーク1回目は、授業のあった週には取りかかる
- ワーク2回目以降は、まちがえた部分だけ解き直す
- 副教科の提出物は、早めに取りかかる
- 休日だけでなく、平日も勉強する時間を取る
- 本人が「テストでミスしない」と思うことが必要
今回は初めての定期テスト、ということもあって。
まずは問題量の多さにも圧倒されたみたいで、焦りもあったみたいです。
でもそれは、これから少しずつ慣れていくでしょう。
中学1年生の間はテスト勉強をサポートすると、ちょこに伝えてあります。
徐々に手を離して…高校に入学する頃には、完全に独り立ちをさせること。
それが、私の目標です。
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