『中学英語のさきどりが7日間でできる本』は、中1の2学期始めくらいまでの英文法がしっかりと理解できる内容になっています。
英語の理解が深まる、たくさんのミニ情報がつまっていますので
大人の私が読んでも「おもしろい」と思える内容でした。
英語が好きになるしかけがいっぱいの一冊です。
『中学英語のさきどりが7日間でできる本』の内容
- 発行:株式会社 KADOKAWA
- 監修:関 正生(スタディサプリ講師)
- 全128ページ(CD付)
『中学英語のさきどりが7日間でできる本』は、DAY0からDAY7までの章に分かれていて
例文に対して見開きの半分が解説、半分が例題という構成です。
例題は
- なぞり書き
- 並びかえ or 穴うめ
- 書きかえ or 並びかえ
と、段階的に学習できる内容になっています。
各章それぞれに単語練習と、学んだ文法内容のテストがあり。
「英語の核心」という理解を深めるためのミニ知識のコーナーが、とても勉強になります。
各章にあるコラムは、英語そのものに興味が持てるような
本質的な部分に踏みこんだ内容です。
最後の【まとめテスト】で、内容が定着しているか確認もできます。
DAY0~DAY7の内容を紹介します。
DAY 0:アルファベット
アルファベットの大文字・小文字のなぞり書きと練習。
英単語や英文の書き方についての説明があります。
DAY 1:Be動詞(1)
- I am ~ . の文
- You are ~ . の文
- am と are の疑問文と答え方
- am と are の否定文
DAY1はBe動詞について。
ここに書かれていた「イコールの関係」という説明が、非常にわかりやすかったです。
「英語の核心」では、日本語と英語の違いについて書かれています。
DAY 2:Be動詞(2)
- This is ~ . /That is ~ . の文
- He is ~ . /She is ~ . の文
- is の疑問文と答え方
- is の否定文
DAY2は、主語が I , you 以外の時に使うBe動詞について。
「英語の核心」は、代名詞やBe動詞の使い分けについて。
Be動詞の使い分けは、スッキリと覚えやすい解説がわかりやすくて良いです。
DAY 3:一般動詞(1)
- 一般動詞の肯定文
- 一般動詞の紹介
- 一般動詞の疑問文と答え方
- 一般動詞の否定文
- 一般動詞と複数形
DAY3は、一般動詞について。
have など複数の意味を持つ単語や複数形の使い分けについて、わかりやすく説明してくれています。
「英語の核心」では、haveについてや、do の使い方など。
より英語についての理解が深まる内容になっています。
DAY 4:一般動詞(2)
- 一般動詞の肯定文(3単現)
- 一般動詞の疑問文と答え方(3単現)
- 一般動詞の否定文(3単現)
中学英語で一番の難関「3単現の s」について、とてもわかりやすく説明してくれています。
この本で一番良かったのは、この3単現の s の解説だと言ってもいいくらい!
「英語の核心」でも、混乱しやすい「3単現の s」のカンタンな整理のしかたや、どうして疑問文や否定文で動詞を原形にするのかの解説があり。
ものすごくためになります!
DAY 5:命令文
- 命令文
- Let's ~ . の文
- Please ~ . / Don't ~ . の文
DAY5は命令文について。
一般動詞とBe動詞の命令文の使い分けも、わかりやすく説明してくれています。
「英語の核心」では、Be動詞を使った命令文や日常会話の中での命令文などの解説があります。
DAY 6:疑問詞(1)
- What is this ?と答え方
- What do /does ~?と答え方
- What + 名詞 ~?と答え方
- What time do you ~?と答え方
DAY6は、What を使った疑問文と答え方について。
「英語の核心」では、疑問詞を使った疑問文の語順や at についての解説が参考になります。
DAY 7:疑問詞(2)
- How many ~ do you have ?の文
- When is / do ~?の文
- Where is / do ~?の文
- Who ~?の文
DAY7では小学校の時に覚えた疑問詞を使った疑問文について、細かく文法面から説明してくれています。
「英語の核心」は、テストでも間違えやすい数を問う疑問詞についてや場所を表す前置詞についてなど。
とても重要な内容ばかりです。
『中学英語のさきどりが7日間でできる本』効果は?
2021年度に中学校で新学習指導要領が施行されて。
特に英語が大きく変わりました。
それまで別々に習っていたBe動詞と一般動詞を同時に習うことになったので。
混乱した子も多いようです。
長女ちょこは中学入学までに、この『中学英語のさきどりが7日間でできる本』をDAY4の「3単現の s」まで取り組んでいました。
(本当は最後まで終わらせたかったのですが、中学校からの課題ワークがあって無理でした)
それでも中学校の英語の文法は、特につまづきもなくすんなりと理解できたようでした。
Be動詞の「イコールの関係」の説明が、わかりやすかった!
英語はわかりやすい参考書さえあれば、独学で次々に進められる教科だと思っています。
初めての英文法の解説書として、この本を選びましたが
単純な文法の解説だけにとどまっていない深い内容で
買って良かった、と思っています。
基礎からしっかりと本質まで理解したい子向けの教材です。
『中学英語のさきどりが7日間でできる本』は、こちらから買えます。
英語をマスターするなら、単語力も大事です。
『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』のくわしい内容はこちら
1日2時間でOK!『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』レビュー
監修の関先生が講師をつとめるスタディサプリは、本だと集中できない子向けです。
【スタデイサプリ】は、わかりやすく解説してくれる動画が見放題のサービスです。
わからないとこだけ何回も見れるのがいいな!
「部活で忙しいから、塾に通えない」
そんな子にピッタリの教材です。
【スタデイサプリ】公式サイト
このブログでは、小中学生向けの勉強法や教材、時短レシピなどを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。
記事を内容別にまとめてます
こっちの記事も読んでみてね。
- 中学に入学する前に、これだけはやっておきたい!
- 10代は不安定な時期だから、少しのきっかけでも不登校に
- 高校受験までの学習計画表
- 小学校内容からつまづいてない?
- 手帳で「計画力」と「書く力」をアップさせよう
- 時事問題に強い&「読む力」「書く力」をアップさせたい
- 内申にひびく!忘れ物をゼロにするための工夫
- ワークやテストのやり直し学習に、あると便利
- 数学は、基礎からの積み上げが大事です
- 中学3年間の英文法はこれでOK!『中学生の基礎英語』
- 英語は自学でどんどん進めることが可能な教科です
- 中学生になると増えるテストの勉強法
- 丸暗記ではなく、本質から理解できるようになりたい
- 中学生になると必要な【予習】を簡単に