『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は、中学数学の大事な基礎が学べる教材です。
中学数学で最初に習う正負の数・文字式・方程式は、とっても大事です。
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』を使えば
わかりやすい解説で、中学数学の基礎がしっかりと理解できます。
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』の内容
- 発行:株式会社 KADOKAWA
- 監修:永見利幸(京華中学校 教頭)
- 全104ページ
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は、コラムがすっごく参考になります。
- COLUMN1:算数から数学へ
- COLUMN2:ノートの作成/中学校の数学
- COLUMN3:0と1の世界
- COLUMN4:数の実験
- COLUMN5:誕生日はいつ?
- COLUMN6:素数の世界
COLUMN1とCOLUMN2では、数学ノートの書き方や
小学校と違う中学校での勉強について、また算数と数学との違いについて
わかりやすく説明してくれています。
1つの単元につき、見開きの半分が解説、半分が問題とポイント・コラムという構成です。
また各ページのミニコラム「中学校ではここで差がつく!」には、おさえておきたいポイントも載っています。
ひとつひとつとてもわかりやすく説明してくれているので。
この1冊があれば、塾の春季講習を受けなくても中学数学は大丈夫でした。
『DAY1~DAY7の内容はこちらです。
DAY 1:正負の数(1)
- 正の数と負の数
- 負の数の大小比べ
- 正負の数のたし算
- 正負の数のひき算
- 3つ以上の数のたし算・ひき算(1)
- 3つ以上の数のたし算・ひき算(2)
- テスト 1
大人だと「常識じゃないか」って思うんですけど。
小中学生にとっては、「負の数」って理解しにくいみたいです。
「-(マイナス)」があるときの計算で、符号が変わる決まりや量の表し方
ごちゃごちゃになりやすい自然数・整数・絶対値など。
とってもわかりやすくていねいに解説してくれています。
DAY 2:正負の数(2)
- 正負の数のかけ算
- 正負の数のわり算
- 累乗の計算
- 3つ以上の数のかけ算・わり算
- テスト 2
累乗や指数など。
新しい言葉が次々と出てきますが、しっかりと説明してくれていて
とってもわかりやすいです。
大人目線で見ると「こんな計算、かんたんだよね」と思ってしまうんですけど。
「-(マイナス)」や累乗が入ると、けっこうミスしやすいみたい。
DAY 3:正負の数(3)
- いろいろな計算(1)
- いろいろな計算(2)
- 正負の数の利用
- テスト 3
小学校で習った「計算の順序」がしっかりマスターできているか、チェックできます。
マイナスがついた累乗で、よくミスするね。
もうまちがえないもん!
「正負の数の利用」では、基準値からのプラスマイナスを使った平均の問題が出ています。
またミニコラムの「時差」は、中学社会でとっても重要です!
DAY 4:文字式(1)
- 文字式って何?
- 文字式の表し方(1)
- 文字式の表し方(2)
- 文字式で表現してみよう
- 文字に数をあてはめよう
- テスト 4
マイナスのついた計算に慣れたころに出てくる文字式。
やっぱりマイナスや累乗が入るとミスしやすいです。
ここできっちりと理解しておかないと、数学はどんどん苦手になっていきます。
DAY 5:文字式(2)
- 文字式のたし算・ひき算
- 文字式のかけ算・わり算(1)
- 文字式のかけ算・わり算(2)
- 文字式のかけ算・わり算(3)
- いろいろな式の計算
- 関係を表す式
- テスト 5
文章題を、文字を使った式に直す問題が出てきます。
数学だけではなく、理科でもよく使われるので。
ここでしっかり理解しておくと、つまづきを防ぐことができます。
DAY 6:方程式(1)
- 方程式とは?
- 等式の性質
- 方程式の解き方(1)
- 方程式の解き方(2)
- テスト 6
方程式の考え方・書き方・出てくる言葉の解説など。
ひとつひとつしっかりと説明してくれています。
DAY 7:方程式(2)
- いろいろな方程式(1)
- いろいろな方程式(2)
- 方程式の文章題(1)
- 方程式の文章題(2)
- テスト 7
- まとめテスト(1~3)
方程式は解けても、自分で文章から式を作るのは難しいようです。
とはいっても、基本で落とせないところなので。
しっかりと演習を積んでマスターしたい単元です。
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』効果は?
この『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は、本人が面白がってやりたがったんですけれど。
総復習の方を優先させたかったので、最後まではできませんでした。
(DAY6・DAY7の「方程式」は、中1の夏休みに取り組みました)
長女ちょこは、ふだんはあまり先取りはしたがらないのですが
この『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は違いました。
解説がわかりやすいから、一人ですすめられた!
問題数があまりなかったのも、取り組みやすさにつながったようです。
ただその分、演習量としてはやや少ないのですが
「先取り」は内容の理解が重要だと思うので。
そこは気になりませんでした。
実際、長女ちょこは今のところ数学につまづきはありません。
テスト記事一覧
小学校の算数がしっかりできていて
そのうえで中学校の数学を、余裕をもってすすめていきたいなら。
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は数学の入門書として、ぴったりの教材です。
『中学数学のさきどりが7日間でできる本』は、こちらから購入できます。
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よかったら読んでみてくださいね。
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